【Interop Tokyo 2010】
セキュリティアプライアンスが百花繚乱、攻撃可視化や情報漏えい対策システムも
11日まで展示会が開催されている「Interop Tokyo 2010」では、セキュリティアプライアンスを中心に、インターネットセキュリティ関連の製品やサービスなどが数多く展示されている。その中からいくつか紹介する。
■カスペルスキーブースで各社のセキュリティ製品やサービス
カスペルスキーのブースでは、PCおよびサーバー向けのセキュリティソフトのほか、SOHO向けに数台のPCと1台サーバー使える「SmallOffice Security」を展示している。
企業向けセキュリティソフトOpenSpace Security | SOHO向けセキュリティソフトSmallOffice Security |
変わったところでは、Windows Embeddedや、そのPOS版であるWindows Embedded POSReadyに対応したバージョンも展示され、マイクロソフトと日本HPが関連した製品を並べていた。
Windows Embedded POSReady対応版 |
マイクロソフトによるWindows Embeddedの紹介 | 日本HPのシンクライアントソリューションMultiSeat Computing |
そのほか、関連した製品やソリューションを各社が展示している。
デジタルアーツのWebフィルタソフトi-FILTER | IIJのセキュアWebゲートウェイサービス |
クリアスウィフトのセキュリティアプライアンス | アイ・オー・エスのSaaS型クライアントセキュリティサービス |
IFTのワンストップセキュリティソリューション |
■NICT、セキュリティなどの研究を紹介
独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)のブースでは、セキュリティ攻撃を分析し視覚的に表現する「nicter」や、P2Pの情報漏えいをトレースするシステムなど、セキュリティに関する研究内容を紹介している。
セキュリティ事故を誘発する攻撃を分析するnicter | P2P情報漏えいトレースシステム |
■情報漏えい対策も並ぶ
個人情報保護など、企業の情報保護のニーズは高い。今回も情報漏えい対策のための機器やサービスがいくつか展示された。
■セキュリティアプライアンスが百花繚乱
セキュリティ関連で目立つのが、各社のセキュリティアプライアンス製品、特にUTM製品だ。以下、各ブースからまとめて紹介する。
SonicWALL社新製品のNSA E8500やNSA 2400MXなどが並ぶラック |
2010/6/11 11:46