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メラノックス、高性能チップ搭載のホワイトボックスアプライアンスをアピール
Interop Tokyo 2017展示会場レポート
2017年6月12日 12:00
最先端ネットワーク技術・製品のイベント「Interop Tokyo 2017」が、6月7日から9日まで幕張メッセで開催された。
Mellanox(メラノックス)のブースでは、ブース正面に「次世代ネットワーキング」のコーナーが設けられた。このコーナーでは、同社のネットワークチップとその応用例を展示していた。
Indigoネットワークチップを搭載したホワイトボックスアプライアンス
「Indigo IDG4400」は、同社のIndigoネットワークチップを搭載したホワイトボックスアプライアンスだ。ブースでは、x86ベースの仮想アプライアンスとIndigo IDG4400とを比較して、速度や機器集約率の利点を説明していた。ソフトウェアベースのvCPE(Virtual Customer Premise Equipment、仮想アクセスルーター)や、LVS(Linux Virtual Server)によるロードバランサーをIndigo IDG4400で実装した例のデータが紹介されていた。なお、Indigo IDG4400はBest of Show Awardの「SDI/NFV」部門で準グランプリを受賞した。
そのほか、ネットワークアダプタ機能とマルチコアARMv8(64ビット)を持ったSoC「BlueField」搭載ネットワークカードも展示されていた。
InifiniBandの次期規格「HDR」関連の展示も
そのほか4K/8Kの放送信号の伝送経路をIP化する「SDI over IP」にMellanoxのスイッチを使って遅延やバラつきが少ないところを見せるデモや、InfiniBandの次期規格である「HDR」(High Data Rate、1レーン50Gbps)への対応予定を示す展示などがなされた。