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VDI環境の導入と運用を見直す好機が到来! Parallels RASが運用効率の向上と、コスト抑制を両立
- 提供:
- Parallels International GmbH
2026年7月2日 09:00
VDIはセキュリティ対策や運用効率化に有効だが、主要ベンダーの買収や業界再編が相次ぎ、ロードマップの不透明さやライセンス費用の高騰に不安を抱くIT担当者は少なくない。将来の見通しが立たない中、既存のVDI製品をそのまま継続して利用すべきか悩んでいるIT担当者は多いであろう。本記事では、ベンダーロックインから脱却し、運用コストの大幅な最適化を実現する「Parallels RAS」の強みと、リプレース成功事例を紹介する。
あらためて注目されるVDIのメリットの一方で高まる懸念
Windows環境のリモート操作を実現するVDI(仮想デスクトップインフラ)やSBC(サーバーベースコンピューティング)が登場してからすでに20年以上が経過したが、この技術は衰退するどころか、さまざまなメリットがあらためて注目を集めている。まずは端末のセキュリティ対策だ。Parallels International GmbH(以下、パラレルス)セールスグループ セールスエンジニアリング本部長の佐々木和徳氏は、こう語る。
「守るべきデータと、利用者のデバイスである端末を明確に分離するVDIは、シンプルに運用できるのが大きな強みです。たしかに近年はゼロトラストアーキテクチャへの移行が叫ばれていますが、複数のソリューションを組み合わせる必要があり、端末の台数や種類が増えるに従い構成が複雑になります。これに対してVDIでは、端末側に万一インシデントが起きた際にも、IT管理者の負担を最小限に抑えつつ調査・復旧を図ることができます」
また、物理デバイスとの価格差もかなり縮小してきた。法人向けPCでは16GBのメモリ搭載が事実上の最低ラインとなり、32GBメモリやAI機能の搭載が標準となりつつある現在、昨今の円安や部材コストの上昇、半導体不足が本体価格の高騰に拍車をかけている。そうした状況下で、デスクトップやアプリケーションの処理をサーバーに集約し、端末は画面表示のみを担うVDIは、高いセキュリティの維持と、数多い物理デバイスのリプレースなどへの投資の抑制を両立できるため、既存の端末リソースの効率的な活用という観点からも、あらためて見直されつつある。
ただし、VDIにも問題や懸念がないわけではない。ブロードコムによるVMwareの買収に伴いHorizonが新会社のOmnissaに移管されたほか、CitrixもVista Equity Partnersの傘下となるなど、VDI市場は劇的な業界再編に突入している。こうした動きに戸惑い、ロードマップが見通せない状況に陥っているユーザー企業も少なくない。
VDIの運用コストを抑制するParallels RAS
そこに頭角を現してきたのが、パラレルスの提供する「Parallels RAS(Remote Application Server)」だ。多くの企業が同製品を高く評価する理由は、まずコスト優位性にある。
「他社のVDI製品の場合、ユーザー数やデバイス数を基準とするライセンス体系を採用しているものが多く、1,000人の従業員がいれば1,000ライセンスの購入が必要です。これに対してParallels RASは、同時接続数でカウントします。要するにユーザーが何人いたとしても、仮に50人しか同時に使わないのであれば50ライセンスで済むため、運用コストを最適化できます」(佐々木氏)
さらに、パラレルス セールスグループ セールスエンジニアの山﨑博昭氏が、このように続ける。
「Parallels RASは、ワンエディションですべての機能を提供するシングルティアモデルを採用しているのも大きな特徴です。他社製品では最上位グレードにのみ含まれる稼働ログやパフォーマンスモニタリング、統計情報の可視化機能、さらにはリモートアクセス用の暗号化通信(TLS1.3)コンポーネントなども標準装備しており、オプション費用を支払うことなくご利用いただくことが可能です」
また、他社製品はVDIの構成情報をMicrosoft SQL Serverに格納しており、システムの可用性を確保するため、こうしたデータベースまで冗長化が必要となることや、エンドユーザーの利用時の入口となるポータルサーバーを冗長化する場合に、ネットワーク負荷分散装置を別途追加する導入コストの発生など、コストがどんどん膨らんでいく傾向が強い。「対してParallels RASはSQL Serverを前提としておらず(レポーティング機能を使用する場合は必要)、無償提供される代表的な仮想基盤製品に対応したネットワークアプライアンスマシンもあり、インフラコストを抑えることが可能です」(山﨑氏)
もちろん"安かろう、悪かろう"ではない。Parallels RASは画面転送の仕組みにWindows標準のRDP(Remote Desktop Protocol)を採用することで、低コストかつシンプルな運用を実現しているのだ。他社VDI製品に見られる独自機能による差別化は弱くなるものの、一般的な業務での利用形態ではトラブルの少ない安定稼働のメリットを得ることができる。
柔軟な運用形態によりベンダーロックインから脱却
その上でParallels RASは、VDI環境の「ベンダーロックインからの解放」を強力に後押しする。特定の仮想基盤に依存しないオープンなアーキテクチャを採用しているのだ。
パラレルスセールスグループ 執行役員 事業本部長の長尾武司氏は、「お客様の多様なVDI利用ニーズに柔軟に合わせることが、Parallels RASの基本とする設計方針です。具体的にはVMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Nutanix AHV、AWS、Azureなど、主要なハイパーバイザーならびにパブリッククラウドのすべてに対応しており、しかも同一VDI環境の中で複数の仮想基盤を混在させて、ハイブリッドで利用することができます」と説明する。
例えばオンプレミスの中核リソースはHyper-VやNutanixで賄い、繁忙期やユーザーの増員時にはAWSやAzureでスケールアウトする--そうした弾力的な構成変更を単一の管理コンソールから実行できる。
加えて、物理マシンで構成されたハードウェアを利用したリモートPC型から専用割り当て仮想マシンVDI型、プール割り当て仮想マシンVDI型、サーバー仮想デスクトップRDSH型、サーバー公開アプリケーションRDSH型まで、Windows環境の幅広いリモート操作構成をサポートしている。
とはいえ、既存のVDI環境からスムーズに移行できるかどうか、やはり気になるところだろう。そうした不安を払拭すべく、Parallels RASの導入に際しては、既存環境をそのまま引き継ぐのではなく、あえて新規環境を構築して並行運用することを推奨している。
「既存で競合製品にあたるVDI製品を利用中である場合、ほぼ同様のシステム構成で、Parallels RAS環境を構築できるため、既存のノウハウを十分に生かすことができます。ユーザーの利用切り替えも、ログインポータルを切り替えるだけで、新しいParallels RAS環境の利用を開始できるため、VDI環境のダウンタイムを発生させない切り替えも可能です」(佐々木氏)
日本市場においてもリプレース事例が拡大中
実際にParallels RASは特定の業種・規模に限らず、幅広い業種と顧客先で採用が進んでいる。
新潟県上越市では、職員が場所を問わずに業務遂行を可能とするDX推進施策の一環としてParallels RASを導入。自治体特有の「三層分離」(インターネット・内部業務・マイナンバー系のネットワークを分離する構成)においても、1台の端末から高いセキュリティを維持し、いつでも、どこからでも、使用者の物理マシンから、業務に必要なアプリケーションを実行するWindows環境へリモートアクセスできるParallels RASの特性が活かされている。
西日本を中心に首都圏や東海圏、その他全国にも学習塾を展開する浜学園は、約300名の職員向けに仮想アプリケーションを配信するシンクライアントシステムの基盤としてParallels RASを導入。Web会議のアプリもストレスなく利用できているという。また、従前からの課題であった「拠点ごとの端末メンテナンス作業」を大幅に削減することに成功した。
北陸電力株式会社グループのITシステム開発会社である江守情報は、製造業に向けて化学物質管理のためのデータベースシステムを展開するにあたり、当初予定していたクライアントサーバー形態では、レスポンス低下やメンテナンス工数の増大などの課題が発生することが判明した。そこでParallels RASを導入し、仮想アプリケーション配信へと変更することでこれらの課題を解決し、システム利用に関する顧客満足度を向上した。
パラレルス ジャパン マーケティング マーケティング部長の日下部徳彦氏は、「当初は"知る人ぞ知る"VDIだったParallels RASですが、日本市場に本格参入してから10年近く(源流となる製品、2X Software社製品からは20年以上)が経過した現在、徐々に知名度が高まるとともに、製品自体も成熟してきました。社名は明かせませんが、他社VDIからParallels RASへリプレースし、在庫管理/発注処理システムを自社内だけでなく取引先まで公開して同時接続数800~1000以上の規模で運用しているケースなど、活用シーンの広がりとともに、導入実績も着実に増えています」と訴求する。
なお、Parallels RASは、導入を検討している企業に向けて、標準で30日間にわたり無償で利用できる評価用ライセンス(※販売パートナー経由で申請すれば、最長90日間まで延長することも可能)も提供されている。
「このPoCの過程で生じた疑問点や課題をすぐに解決できるよう、販売パートナーの後方から私どもが支援する体制も整えています。さらに、VDIや仮想アプリケーション配信の操作だけでなく、サーバーやネットワーク機器、ハイパーバイザーの選定など、インフラ部分に関してもパートナーと連携しつつ、お客様の業務形態やご要望に合わせた最適な構成を提案することが可能です」(佐々木氏)
既存のVDI環境のサブスクリプションを延長し、今後さらなる高騰が予想されるコストを払い続けることが、果たして本当に得策と言えるだろうか――。VDI更新時期を控えた企業にとって、Parallels RASは有力な移行先の選択肢として一考に値する。まずはパラレルスに問い合わせてみることをお勧めしたい。
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お問合せ先: ras-jp@parallels.com




