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ブロケード、100ギガビット・イーサネット・ブレードの出荷数100台を突破

2012年1月24日
《報道資料》
ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社


ブロケード、100ギガビット・イーサネット・ブレードの出荷数100台を突破。
高性能ネットワーキング環境を強力に支援

~世界的研究機関であるCERN、先進的な素粒子物理学の研究にブロケードの100ギガビット・イーサネット・ソリューションを採用~

【カリフォルニア州サンノゼ /スイス・ジュネーブ 2012年1月10日(米国本社リリース抄訳)】Brocade(R)(Nasdaq: BRCD、 以下ブロケード)は、2011年6月の100ギガビット・イーサネット(GbE)ブレード出荷開始以来、世界中のサービス・プロバイダおよび企業向けにキャリアグレードの100 GbEソリューションを提供するリーダーとしての地位を確立してきました。そしてこの度ブロケードは、2011年11月までに、世界最大の科学研究センターの一つであるCERN(欧州合同素粒子原子核研究機構)に2ポート100 GbEブレード製品を導入し、同社としては100台目の出荷実績を達成したことを発表しました。

加速度的な帯域幅の増加とさらなる高速接続への要求の高まりにより、ネットワーク運用担当者には将来の容量要件を、より慎重に計画することが求められています。こうした要求の高まりは、公共のインターネットを含む、事実上すべてのネットワークに影響を及ぼし、その帯域幅は1年半から2年ごとに倍増しています。CERNの厳しい要件下では、年間のデータ・トラフィック量は15ペタバイト(=1,500万ギガバイト)を上回ります。15ペタバイトは、HD品質のビデオを約200年間連続して再生する容量に相当します。CERNは、大容量の不確定なトラフィック・フローと、今後何年にもわたり継続的に帯域幅要件が増加していく他の多くの組織同様、高密度な10 GbEおよび100 GbEで今日の要件に対応しながら、同時に将来予測される帯域幅の急増にも対応できる、大規模な拡張性を備えるコスト効率に優れたソリューションを採用する必要がありました。

数多くの世界最大手のサービス・プロバイダと最高水準の研究機関において求められる性能要件は、10 GbEが高スループットのネットワークやアプリケーションを介して提供できる性能をすでに上回っています。米リサーチ会社であるInfonetics Research社のレポートでは、2010年から2015年までに10ギガビット接続製品の売上の年平均成長率(CAGR)は58%となると示しているのに対して、100ギガビット・ポート製品は214%になるとの予測がされており、より大きな帯域幅に対する需要と要件が増加することは明白です。

*CERN IT部門コミュニケーションズ・システムズ・グループ・リーダー
 ジャン-ミシェル・ジョアニゴ(Jean-Michel Jouanigot)氏談

「実際に何度も繰り返しテストを実施して検討を行った結果、私達はBrocade MLXeルータが短期的にも、また長期的にもCERNの厳しい要件を満たしてくれると判断しました。そして1年前に初めてBrocade MLXeルータを採用し、現在では100 GbEへの対応が可能になっています。単にラインカードを追加しただけで、ネットワーク性能を高めることができました。将来にわたり、私達のデータ需要が衰えるようなことはありません。今回私達の環境に100 GbE対応のBrocade MLXeを導入したことで、将来の発展の礎になったと確信しています」

サービス・プロバイダおよびハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)環境では、ブロードバンドの普及、多くの帯域幅を必要とするマルチメディアや研究アプリケーション、世界的なモバイル・アプリケーションの氾濫によるインターネット・トラフィックの増加を管理するため、ネットワーク要件を常に評価する必要があります。競合製品と比べて、最大4倍の100 GbEワイヤスピード・ポート密度と9倍のシステム容量を備えるBrocade MLXeルータは、1台のシャーシで32個のワイヤスピード100 GbEポートと合計15.36テラバイトのスイッチ容量をサポートし、インフラおよび運用上の負荷を著しく軽減する一方で、圧倒的なシンプルさを実現します。

*ZK Research主任アナリスト ズース・ケラバラ(Zeus Kerravala)氏談

「ギガビット・イーサネット接続は、企業内LANにおいて多く利用されますが、ハイエンドの領域での年平均成長率はマイナスになると予測されています。一部の企業や組織は、複数の10 GbEポートをリンク・アグリゲーションすることで少しずつ拡大しています。一方で、競争力を維持するため、すぐにでも100 GbEに移行したいという、超高パフォーマンスを必要とする研究機関およびサービス・プロバイダの数は増えています。このような組織の帯域幅要件は加速度的に増加しており、100 GbEテラビット・トランク・ルータ化は、将来のニーズにも対応できる大きな拡張性をもたらすことになるでしょう」

運用コストを削減し、サービス・プロバイダのネットワーク拡張を促進するために、ブロケードの2ポート100 GbEブレード製品は競合製品に比べて圧倒的に導入しやすい価格で提供されており、広範なCFPオプティクスをサポートします。Brocade MLXeに搭載したBrocade 100GbEブレードにより、サービス・プロバイダは一つの論理リンクで複数のポートを利用して、より多くの帯域幅を得ながら、管理負荷を軽減しつつ、業界初の最大1.6テラビットのトランクを導入することができます。

ブロケードの100 GbEソリューションは、CERN以外にも、Amsterdam Internet Exchange(AMS-IX)、Limelight Networks、およびHoward Hughes Medical Institute(HHMI)などを含む、大規模インターネット・エクスチェンジ・ポイント(IXP)、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業者、その他多くの研究機関において採用され、大きな成果を上げています。

●追加情報

動画(英語):

* 将来の拡大に対応する研究ネットワークを構築したCERN
http://www.youtube.com/watch?v=L8GgwQk2EBI

* 「Supercomputing 2011」において米インディアナ大学と共同実施したワイドエリア100GbEテスト
http://www.youtube.com/watch?v=hZJ2GukraAw

製品情報:

* サービス・プロバイダ向けBrocade MLXeコア・ルータ
http://www.brocadejapan.com/products/routers/netiron-mlx-series/overview

製品写真:

* Brocade 100 GbEブレード
http://www.flickr.com/photos/33437642@N02/4988497298/

* ブロケードMLXeコア・ルータ
http://www.flickr.com/photos/33437642@N02/4987896077/

●Brocadeについて:

ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、アプリケーションと情報が各所に遍在する仮想化世界への移行を容易にします。詳細については、当社ウェブサイト( www.brocadejapan.com )をご覧になるか、japan-info@brocade.com までお問い合わせ下さい。

注記:Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、MLX、SAN Health、VCS、およびVDXは登録商標であり、AnyIO、Brocade One、CloudPlex、Effortless Networking、ICX、NET Health、OpenScript、およびThe Effortless Networkは、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc. の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。
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2012/1/24 12:45