日商エレ、ジュニパーのデータセンタースイッチ「QFX10002」を販売

　日商エレクトロニクス株式会社（以下、日商エレ）は26日、ジュニパーネットワークス株式会社（以下、ジュニパー）のデータセンタースイッチ「QFXシリーズ」において、新ラインアップとなる「QFX10002」を提供開始すると発表した。価格は2201万円（税別）から。

　「QFX10002」は、ジュニパーの新型ASIC「Q5」を搭載した2Uサイズのクラウド・スパインスイッチ。Q5 ASICによってネットワークアナリティクスや設定の自動化機能が向上したほか、高いポート密度とパフォーマンスを実現し、パブリック/プライベートデータセンターやクラウド環境の利用などで増え続けるネットワークのトラフィックに、効率的に対応できるという。

　また一台の筐体内で、10Gigabit Ethernet（GbE）/40GbEから100GbEへのインターフェイス移行をスムーズに行えるので、バーチャルシャーシ（VC）、バーチャルシャーシファブリック（VCF）といった、ジュニパーが得意とするファブリック技術を組み合わせ、シームレスにネットワークインフラを拡張できるとのこと。

　さらに、イーサネットファブリック技術「Junos Fusion」を利用すれば、スパインコアおよびデータセンターエッジ機能を、MXシリーズのハイエンド製品やQFX10002に単一のプラットフォームとして統合することも可能。よりシンプルなネットワーク構成にすることで、運用性が向上するとしている。