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レッドハットが九州・中国営業所を開設、より密接なサービス/サポートを提供へ

 レッドハット株式会社は19日、福岡市博多区中洲に西日本支社 九州・中国営業所を開設し、同日より正式に業務を開始したと発表した。日本法人の東京本社、西日本支社(大阪市)に次ぐ3番目の拠点になるという。

 レッドハットでは、日本のGDPの33.5%を占める、西日本地域での業務拡大のため、西日本支社を設け、営業活動やサービス、サポートの提供を行ってきたが、その中でもGDPが約10%を占める九州地域の顧客企業に対し、より密接にサービス、サポートを提供し、かつ地域での営業を強化するために、九州・中国営業所を開設した。

 まずは営業、ソリューション・アーキテクトでスタートし、今後ビジネスの成長に合わせて拡張してゆく予定。また同地域には、すでに官公庁・公共団体、電力会社、運輸、製造、流通、金融、教育機関などを中心に多くの顧客企業・団体が存在することから、そうした顧客に対して、より密接にサービスやサポートを提供する傍ら、同地域における、その他の主力企業、産業へアプローチするとのこと。

 またレッドハットでは、会社の設立理念でもある、オープンソースソフトウェアコミュニティとの共存、共栄の観点から、この地域からのオープンソースソフトウェア開発コミュニティへの参画をさらに強める考え。さらに、地域の官公庁・企業に対するソリューション提供などを通じて、地元IT産業および地域経済のさらなる発展に寄与するとしている。

石井 一志