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ソネット、Windows Server 2003からの移行に向けた稟議書作成支援ツールなどを提供

 ソネット株式会社は11日、Windows Server 2003の移行支援メニューを拡充すると発表した。3つのサービスを新たに提供する。

 具体的には、まず、Windows Server 2003からの移行計画を開始するにあたって、現状把握を行うための「『Windows Server 2003』棚卸チェックリスト」を提供する。チェック項目を「はい/いいえ」で答えていけば、サーバーの現状把握ができ、移行計画の策定に取りかかれるという。また、各項目には簡単な説明や例が記載されているので、棚卸しがスムーズに行えるとした。

 2つ目は、サーバーの移行先をクラウドにするか、オンプレミスにするかで悩んでいるユーザーに向け、コスト比較を解説する「クラウドVSオンプレミス コスト徹底比較調査書」を用意した。クラウドとオンプレミスにおける実際の運用比較資料を用意し、徹底的な比較検証を行えるとのことで、比較項目には、可視化しやすいハードウェア、ソフトウェアの費用だけでなく、可視化が難しい運用管理費(人件費)や光熱費なども考慮するという。

 3つ目のサービスは、オンプレミスからクラウドへの移行に必要な稟議書を作成支援する「クラウド化稟議書ヘルパー」。クラウド移行時の汎用的な項目を網羅しているため、現システムにおける問題点や課題をはじめ、改善策、クラウドサービス利用による効果など、情報システム担当者にとって必要な項目を整理して、稟議書を作成できるとしている。

石井 一志