「Visual Studio 2012」向けの更新プログラムに不具合、システムハングアップも

　日本マイクロソフト株式会社は、12月10日に配信を開始した「Visual Studio 2012」向けの更新プログラム「KB3002339」をインストールした場合に、Windows Updateが完了しない、あるいはシステム再起動時に更新が完了せずシステムがハングアップしてしまうといった問題が発生していることを明らかにした。

　マイクロソフトでは、問題の報告を受け、KB3002339のWindows Updateでの配信は停止しているが、企業などでWindows Server Update Services（WSUS）を通じて更新プログラムを配信している場合には、該当プログラムの配信を停止してほしいと呼び掛けている。

　また、すでにKB3002339を適用し、ハングアップなどの現象が発生している環境での復旧方法については、システムの復元ポイントを使用して復旧したケースを確認しているが、その他の方法があるかを現在調査中だとして、進展があり次第、情報を公開するとしている。