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日本IBM、ハイエンドストレージ「XIV」の従量課金プログラム

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7日、ハイエンドディスクストレージを従量課金で提供する「Advanced System Placement」プログラムを発表した。高額な初期費用なしでハイエンドストレージを利用できるため、マネージドサービスプロバイダー(MSP)やクラウドサービスプロバイダー、データが急速に増え続ける企業などで活用できるとしている。

 「Advanced System Placement」は、導入時に価格の一部を支払うだけで、ストレージシステム「IBM XIV」を購入できる従量課金プログラム。あらかじめ設定されたディスク容量を超えた場合のみ、導入時の価格とシステム価格の差額を支払うことになる。

 また、追加の「IBM XIV」ストレージは100円(税別)で購入し、追加前と同様に、設定されたディスク容量を超えた際のみ、システム価格から100円を引いた料金を支払う仕組みになっている。

 また日本IBMは、「Advanced System Placement」のリース支払オプションも用意した。このオプションは、IBMグローバル・ファイナンシングから提供され、信用審査を通過した企業・団体は、36カ月のFMV(残価設定型)ハードウェア・リースにより、最初の6カ月間は、全コストのごく一部を支払うだけでストレージシステムを利用できるとのこと。

 リース契約の場合でも、現金購入の場合と同様、システム容量が上限を超えた際に追加のシステム容量が提供され、最初のシステム購入に関する支払いは予定通り行われる。追加システムについては、新たに36カ月リースを結ぶが、最初の6カ月は支払いが据え置かれるとのこと。

石井 一志