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国内DC向けの設備市場は今後も成長、相次ぐ新設を背景に～IDC Japan予測
（2014/1/14 16:38）
IDC Japan株式会社は14日、新設データセンター向けに出荷される無停電電源装置（UPS）と空調設備の市場を調査し、国内データセンター向け設備市場の調査結果として発表した。
IDC Japanの推定によれば、2013年の新設データセンター向けのUPS市場は、前年比4.4％増の237億3000万円、同年の空調設備市場は、前年比3.2％増の419億5000万円。2013年～2017年の年間平均成長率（CAGR）は、UPS市場が4.2％、空調設備市場が3.1％と予測されている。
この背景には、2012年から大規模なデータセンターの新設や増設が相次いでいることが挙げられている。UPSも空調設備も、データセンターの安定稼働には欠かせない設備であることから、新設ラッシュを背景として、データセンター向け設備市場が拡大しているというわけだ。
しかし今後は、データセンター運用のさらなる効率化が求められ、ITベンダーや設備事業者では、データセンター設備最適化コンサルティングなど、設備や要員にかかるコストを包括的に削減するためのサービスが重要になるとも、IDC Japanでは分析している。
