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相栄電器、仮想環境のI/O最適化ソフト新版「V-locity 4 日本語版」

 相栄電器株式会社は1日、米Condusiv Technologies(旧Diskeeper)が開発した仮想環境向けI/O最適化ソフトの新版「V-locity(ヴィロシティ)4 日本語版」ボリュームライセンスを発売した。

 V-locity 4は、仮想環境のI/Oを最適化する仮想ストレージ・アプリケーションのパフォーマンスソフト。ハードウェアを更新・追加することなく、仮想環境を高速化できる。相栄電器では「仮想マシンとアプリケーションのパフォーマンスを最大50%改善」「物理サーバーごとの仮想マシン密度を最大50%増加」「頻繁に使用されるファイルへのアクセスを最大50%高速化」「不必要なI/Oの削減によるハードウェアの長寿化」などをメリットとして挙げている。

 新機能として「IntelliMemoryキャッシュテクノロジー」を採用。サーバーで使用されるファイルをあらかじめキャッシュすることでディスクI/Oを削減、仮想マシンとストレージのラウンド・トリップ・タイムを省いてスループットを向上させる。

 V-locityによる最適化が対象の仮想マシンにどのような改善をもたらすか分かりやすいレポートで確認できる「ベネフィット・アナリシス」も搭載。最大30日間の試用版でベネフィット・アナリシスを実行することで、導入前・導入後のパフォーマンスの違いを製品版購入の前に確認できるとする。

 また、「IntelliWriteテクノロジー」を強化。ほとんどの断片化を防止し、Windowsのシステムパフォーマンスを劇的に向上させるという。

 このほか、V-locity 4には、同一の仮想環境内にあるほかの仮想マシンによるリソース使用状況を検知し、パフォーマンス低下の要因となっているリソース競合を回避する「V-Awareテクノロジー」、SANなどの共有ストレージにおけるリソース使用状況を検知し、同じ共有ストレージを使用するほかの仮想マシンと輻輳することなくリソースを利用でき
るように最適化する「CogniSANテクノロジー」、V-locity 4のバックグラウンド動作をかの運し得る「InvisiTaskingテクノロジー」などを搭載している。

 ライセンス体系としては、導入するサーバー全体のCPU論理コア数分のライセンス購入が必要となり、インストール対象のゲストOS数には制限がつかない。価格例として、CPUが4コアの場合、保守1年付きが19万5400円(税別)、保守2年付きが29万1400円(同)。DiskeeperシリーズのServer/Enterprise Serverのボリュームライセンス保有ユーザー向けの乗換価格なども用意する。

(川島 弘之)