日立Sol、iPadで軽量3Dデータをセキュアに活用できるソリューション


 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は21日、iPadやインターネット上で軽量3Dデータのセキュアな活用を実現する「iXVL ファイルマネージャソリューション」を発表した。2013年2月25日より提供する。

 日立Solの文書管理システム「ラビ二ティOne」、3Dデータの利用者を制限する「活文 デジ活ガード」、3Dデータの不正な参照や編集を防止する「活文 XVL Signer」、およびラティス・テクノロジーのXVL製品群を組み合わせたソリューション。

システム図

 XVLデータや図面などの設計情報をiPad上で閲覧可能。サムネイル表示が可能で見たいデータを一目で探せる。部品情報による検索にも対応。

 セキュリティ面では、ラビ二ティOneに文書を保管することで、XVLデータの暗号化や、部門外秘や社外秘など適切な機密レベルに応じてアクセス権限を管理可能。閲覧日時や利用者、編集者を記録することで、データが適切に利用されているかも確認できる。また、暗号化だけでなく、メールなどで社外の関係者にデータを配布した後も、随時ファイルを失効できるなど、高度なセキュリティを確保するという。

 価格は個別見積もり。日立Solとラティス・テクノロジーは販促でも協業し、3年間で10億円の売り上げを目指す。

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