CTC、デスクトップ仮想化ソリューション「VM Pool for VDI」を提供


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は5日、デスクトップ仮想化ソリューション「VM Pool for Virtual Desktop Integration(以下、VM Pool for VDI)」を発売した。

 VM Pool for VDIでは、さまざまなベンダーのサーバー・ストレージ・仮想ミドルウェアを組み合わせ、あらかじめ最適なシステムとして検証したCTC独自のプライベートクラウド「VM Pool」をベースに、仮想デスクトップのテンプレートを組み合わせ、セキュアなアクセス環境でのデスクトップ仮想化を実現する。

 VM Poolを仮想インフラとして利用することで、システム設計と構築を簡素化でき、標準テンプレートを使用することでドキュメント作成期間を最大で従来の2分の1に短縮。仮想デスクトップを実現するVMware ViewやCitrix XenDesktopに関しても、過去の導入事例や検証結果から得たノウハウを集約した標準テンプレートを用意することで、導入プロセスの簡略化を図るという。

 今後は、システム導入前のアセスメントサービスなど仮想デスクトップ環境の実現をサポートする各種サービスを拡充する予定。短期間でのデスクトップ仮想化導入を検討している金融や製造業を中心に、ハードウェア・ソフトウェア・システム構築など含め、3年間で80億円の売り上げを目指す。

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