クラウド型BIプラットフォーム「bodais」にデータクレンジング機能を追加


 株式会社アイズファクトリーは1日、クラウド型BIプラットフォーム「bodais」のバージョンアップを行い、投入したデータの自動クレンジング機能を追加すると発表した。また、PDCAサポート機能としてアクション結果の効果検証と、次のモデルを自動更新できるリモデル機能も標準搭載した。

 bodaisは、2011年8月より提供しているクラウド型BIプラットフォーム。新版では、モデルの分析精度を高める自動データクレンジング機能を搭載した。さまざまなデータ形式のクレンジング(欠損処理、相関処理など)に対応し、手間のかかるデータクレンジング作業を効率化する。

 また、効果検証機能を搭載。これまでのモデル構築→予測結果のダウンロードまでの流れに対して、今回から予測結果を基にアクションを行った結果(実績)の効果検証がに対応した。予測と実績の精度比較や各変数ごとの適合度を検証し、次のアクションの検討が可能となる。

 リモデル機能も搭載。効果検証でアップした実績データを基に、モデルを再構築できる。モデル→予測→アクション→効果検証→リモデルという一連のプロセスを継続的に回していくことで、bodaisを使えば使うほど精度が向上する業務プロセスの構築が可能という。

 さらにチャート機能の充実を図った。入力データのサンプル数・正解率などの文武のチェック(ヒストグラム機能)や、予測結果の変数ごとの適合度(デジタルチャート機能)を可視化するチャートを搭載している。

 今後の追加サービスとしては、現在利用できる「スコアリング」に加え、データとデータを結びつける「マッチング」、データ間の関連をまとめる「クラスタリング」、ならびに「テキストマイニング」などの実装を予定している。

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(川島 弘之)
2012/11/1 13:43