アイ・ティ・フロンティア、SAP HANAなどを利用した金融機関向けのビッグデータ活用ソリューション


 株式会社アイ・ティ・フロンティアは4日、ビッグデータの活用を支えるBA(Business Analytics)ソリューション「情報統合基盤ソリューション」を、金融機関向けに提供すると発表した。9月6日より提供開始する。

 このソリューションでは、SAPジャパンのレポーティングツール「SAP BusinessObjects」のモデルを、インメモリ型のデータウェアハウス(DWH)基盤「SAP HANA」上に配置することで、大量のデータを高パフォーマンスで分析。SAP BusinessObjectsの機能であるReplication/ETLを用いて、リアルタイムなデータ分析に基づくレポーティングを実現するため、大量のデータを日々の意思決定に活用できるようになるという。

 また、従来は複数に分けて管理することの多かった顧客データについても、SAP HANA上で一元管理を行えるため、サーバーを削減可能。さらに、金融機関に特化したSAP for Bankingを利用することにより、今後発生する各種法・規制の改正にも備えられるとしている。

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(石井 一志)
2012/9/4 17:51