アシスト、並列データロードに対応したDWH専用データベース「InfiniDB」新版
株式会社アシストは8日、米Calpontのデータウェアハウス(DWH)専用データベースの新版「Calpont InfiniDB 3」を同日より提供開始すると発表した。
InfiniDBは、列(カラム)指向型の超並列データベース。従来はDWH専用アプライアンスが得意としてきた大量データの分析を、汎用のハードウェアを利用して低コストで実現できるという。
今回の新版では、共有ディスクが不要なシェアード・ナッシング構成に対応したため、コストを抑えながらのシステム拡張が可能になったという。また、大量データ処理において最大のボトルネックになる物理I/Oを分散・抑制することで、データ処理性能の大幅な向上が実現するとのこと。
加えて、パラレルデータロード機能を新たに搭載し、複数台構成において、すべてのサーバーのシステムリソースを有効に活用できるようになったので、大量データをさらに高速にローディングできるとしている。
価格は従来と変更なく、1コアあたりのライセンス価格が90万円(税別)、保守料金が18万円(税別)。