日商エレ、北海道石狩市にデータセンターを開所~大阪、横浜に次ぐ3拠点目
日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)と日商エレグループのインフォリスクマネージ株式会社は7日、北海道石狩市に「石狩データセンター」を9月上旬に開所すると発表した。日商エレとしては、大阪の堂島、横浜に続く3つ目のデータセンターで、施設は同じ双日グループに属するさくらインターネットの石狩データセンタービルを活用する。
石狩データセンターは、札幌郊外に位置しており、東京都心から3時間程度でのアクセスが可能な立地ながら、事業継続計画(BCP)やディザスタリカバリ(災害対策:DR)などでの利用に適した郊外型のデータセンター拠点。北海道の冷涼な気候を利用した外気空調、広大な敷地による拡張性、モジュール型サーバールームによって顧客それぞれの要望に対応できる柔軟性、そして世界でも高水準のエネルギー効率を実現しているという。
また内部では、エンタープライズ、SIerなどの法人市場に向け、日商エレが独自に電気・空調・ラックなどの設備を設計している点も特徴。同社が強みを持っている法人市場に対応した設備投資を行うことで、幅広い顧客からのデータセンターニーズに応えるとした。
具体的なサービスとしては、ホスティングやシステム運用監視などを提供するほか、日商エレがサービスを行っているクラウドサービスの提供拠点としても利用する予定だ。