NRIセキュア、データベースファイアウォールの運用・管理サービス~24時間態勢での検知体制を提供


 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は6日、データベースの監視・監査・保護を目的とした「DBファイアウォール管理サービス」を同日より提供開始する。

 「DBファイアウォール管理サービス」は、ユーザー企業のデータベースサーバーとほかのネットワーク機器との間にデータベースファイアウォールを設置し、データベースへのアクセスをリアルタイムで監視・防御するサービス。検知状況はNRIセキュアの運用監視担当者が日米の拠点から24時間態勢で確認しており、不正アクセスを検知した場合には、あらかじめ取り決めておいた対応方針に基づき、ユーザー企業へ即時に連絡する。

 さらに、セキュリティイベント発生時のリアルタイム連絡に加えて、前日分の検知状況を知らせる「日次レポート」、1カ月間の検知状況を統計的に連絡する「月次レポート」、データベースファイアウォールのログからNRIセキュアのセキュリティアナリストが個別にコメントを記載する「エグゼクティブサマリレポート」も提供するとした。

 検知方法としては、シグネチャと通信の中身を付き合わせて検知・遮断する「ブラックリスト方式」と、稼働中のデータベーストラフィックを学習して検知・遮断する「異常検知方式」を用いる。なおデータベースファイアウォールは独立したネットワーク機器のため、データベースサーバーへの設定変更やエージェントソフトのインストールなどは不要で、このサービスによってサーバーへの影響はないとのこと。

 なおデータベースファイアウォールとしては、米Impervaの「SecureSphere」アプライアンスを採用している。

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(石井 一志)
2012/8/6 12:29