ベルシステム24、契約書の管理にオラクルの文書管理システムを採用


 日本オラクル株式会社は23日、株式会社ベルシステム24が全社規模で推進する業務の標準化・最適化を目的に文書管理システムを構築し、その基盤として企業内コンテンツを一元管理する「Oracle WebCenter Content」を導入したと発表した。

 ベルシステム24は、コンタクトセンター運営を中核に、CRMアウトソーシングサービスを提供している。現在サービス品質の改善に取り込んでおり、事業効率を向上すべく、各支店で個別に行っていた類似業務の集約を進めている。

 その一環として、大量に作成される顧客との契約書とその原本管理業務のペーパーレス化・デジタル化に着手。契約書情報を安全に共有し、内部統制の強化と営業支援に役立てる文書管理システムの導入にあたり、「Oracle WebCenter Content」の採用を決定。3月より稼働を開始した。

 「Oracle WebCenter Content」を活用することで、「管理する文書へのアクセス権限を役職や担当業務ごとに設定」「契約書の有効期限を自動管理し、更新すべき契約書の抽出・通知」「契約書に複数項目のメタ情報を設定し、必要な情報をさまざまな視点から瞬時に検索」といったことを実現したという。

 ベルシステム24は、今後は契約書だけでなく、全社規模での文書管理の最適化とグローバル展開なども進める予定。

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(川島 弘之)
2012/5/23 18:26