NTTPC、WebARENAホスティングサービスを強化~メールサービスやエントリーのVPSなどを提供
株式会社NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は21日、WebARENAホスティング(レンタルサーバー)サービスにおいて、利用用途特化型の新メニューを2つ追加すると発表した。
新メニューの1つ目は、メールサーバーの運用を一括してNTT PCが請け負う「WebARENA メールホスティング」サービス。メールサーバーや、ファイアウォール、ロードバランサーなどのネットワーク機器を二重化し、信頼性の向上を図っているほか、専門スタッフによる24時間365日の監視運用を行うという。
また、メールアカウントは200個、メーリングリストは100個まで作成でき、サーバー管理者以外にメーリングリスト管理者設定が可能なため、プロジェクトごとに柔軟な運用を行えるとした。
価格は、初期費用が5250円、月額費用が7980円。3月21日よりサービス提供を開始している。
2つ目は、低価格のVPSサービスである「WebARENA VPSエントリー」。メモリ2GB、ディスク容量10GBを用意するほか、高速なIPバックボーンに最大1Gbps回線を冗長化してアップリンクした、Webアプリケーション開発や検証環境用途に特化した環境を提供する。OSはCentOS 5/6、Scientific Linux6から選択でき、IPアドレスの変更なしで、ハイスペックVPSの「WebARENA SuitePRO V3」に移行することも可能だ。
価格は、初期費用が5250円、月額費用が1450円。4月12日のサービス提供を予定する。
また今回は同時に、「WebARENA」の15周年を記念して、初期費用無料のキャンペーンも実施される。5月14日までの期間中に新規で「WebARENA メールホスティング」「同 VPSエントリー」「同 VPSハイスペック(SuitePRO V3)」「同 SuiteX」を申し込み、契約時のアンケートに回答したユーザー全員が対象。「WebARENA メールホスティング」「同 SuiteX」については、最大3カ月分の月額利用料も無料になるとのこと。