ネットワン、外資系大手製薬企業の日本法人へシスコのUCシステムを導入


 ネットワンシステムズ株式会社(以下、ネットワン)は16日、外資系大手製薬企業の日本法人であるベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社(以下、ベーリンガーインゲルハイム)が、ネットワンの支援のもとで、ユニファイドコミュニケーション(UC)システムを導入したと発表した。

 ベーリンガーインゲルハイムでは2011年4月から、同社グループの新体制への移行に伴って、グループ企業間のUCシステム統合によるTCO削減と業務効率化を目指していたが、ネットワンは、シスコ製ブレードサーバー「Cisco Unified Computing System(UCS)」とVMware vSphere上でCisco UCシステムを稼働させた「UC on UCS(Unified Communications on Unified Computing System)」を提案し、採用されたという。

 これにより、物理サーバー上で稼働していた従来のUCシステムと比べ、サーバー台数を約73%、保守費用を約60%、それぞれ大幅に削減できたという。また、グループで同一のUCシステムを導入したため、相手の状況に合わせて最適なコミュニケーションツールが使用できる環境が実現したとのこと。さらに仮想環境のメリットを生かし、物理サーバーを追加することなく、ビジネス要件を短期間で実装可能な柔軟な環境を構築した。


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