Salesforce.com、ソーシャルマーケティング支援サービス「Radian6」


 米Salesforce.comは2日、ソーシャルエンタープライズのマーケティング支援サービス「Radian6 Social Marketing Cloud」を発表した。

 提供される機能は、「Social Monitoring」「Social Insights」「Social Engagement」「Social Workflow(Social Hub)」「Social Websites(Siteforce)」の5つ。

 「Social Monitoring」は、Facebook、Twitter、YouTube、LinkedIn、ブログ、オンラインコミュニティなどのソーシャルメディアをモニタリングし、会話を取り込む機能。現在、トルコ語やポーランド語を含む17カ国語に対応している。

 「Social Insights」は、ダッシュボードと分析機能よりノイズをフィルタリングしながら、有用な会話を抽出する機能。人口統計、影響、位置、感情、トピック分類など幅広い情報を会話情報に付加し、マーケティングキャンペーン分析に活用できる。

 「Social Engagement」は、ソーシャルメディアで会話が交わされているその場で直接ユーザーとのコミュニケーションを行える機能。

 「Social Workflow(Social Hub)」は、ソーシャルメディアでの会話を整理する機能。アクションストリームを適切なソーシャルコンテンツへ自動ルーティングすることで、顧客への迅速なレスポンスを実現する。顧客のソーシャルプロファイル情報を自動的に取り込んで、ユーザーの好みに合わせた適切なキャンペーンも実施できるという。

 「Social Websites(Siteforce)」は、豊富なソーシャル機能を備えたWebサイトを迅速かつ簡単に構築する機能。マーケティング担当者がドラッグ&ドロップ操作のみで、ピクセルレベルで整ったWebサイトを構築・変更・公開できる。TwitterのストリームやFacebookの「いいね!」といった機能を付与できる。

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