スマホアプリが用意された「eセールスマネージャーRemix Cloud 3.2」


 ソフトブレーン株式会社は11日、営業支援システム(SFA)「eセールスマネージャーRemix Cloud Revision3.2」を発売した。スマートデバイス対応や他システムとの連携を強化している。

 eセールスマネージャーRemix Cloudは、業界・業種を問わず、企業にあった営業プロセスを設計し、計測・改善を繰り返しながらマネジメントを行えるSFA製品。

 新版では、スマートデバイス向けアプリ「eセールスマネージャーRemix Mobile」を追加した。画面デザインや操作性をスマートデバイスに最適化し、ワンタッチログインを実現。iPhone/iPad(iOS 4.0.1以上)、Android 2.2 以上に対応する。

 他システムとの連携強化では、「WebAPIの拡張」「外部機能コールインターフェイス」を追加した。WebAPIでは、eセールスマネージャーRemix Cloudと連携する基幹システムなどの他システムにeセールスマネージャーRemix Cloud内部の関連情報URLを設定し、そこからダイレクトに情報元へ飛べるという。これにより、2つのシステムにそれぞれログインするなどの手間が省け、スムーズに次のアクションにつなげられる。例えば、売り上げ情報から商談内容や活動詳細へ関連付け、営業活動の成功・失敗要因を手軽に確認できるという。

 外部機能コールインターフェースでは、パッケージ本体に手を加えずに外付けのプログラムによって簡単な機能連携が可能となる。従来は、eセールスマネージャーRemix Cloudをカスタマイズして連携する場合、バージョンアップごとに追加カスタマイズする必要があり、ユーザーに負担がかかってしまっていたが、外付けプログラムさえ開発すれば連携部分をオフロードできる。

 「アラート自動通知機能」も搭載。案件の進ちょく、ステータス、金額が更新された際に担当者に自動で通知する「ルールエンジン機能」において、案件情報と企業情報を合わせて通知条件に組み込めるようになり、案件担当者だけでなくその法人の担当営業などにも広くアラートを通知できるようになった。

 そのほか、提案書や顧客情報などの情報をeセールスマネージャーRemix Cloud上のポータル画面かで共有できる「書類共有機能」も搭載。外出先からの情報取得がよししやすくなり、営業活動のスピードアップが図れるとしている。

 参考価格はクラウド版が月額6000円(税別)/ユーザーから、オンプレミス版が6万円(同)/ライセンスから。

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