NTTアイティ、非常時にすぐに幹部会議が開けるWebテレビ会議「VIPオンライン」


 NTTアイティ株式会社は、Webテレビ会議ミーティングプラザ「VIPオンライン」を11月1日に発売する。非常時に企業幹部が自宅から簡単に幹部会議に参加できる製品として訴求する。

画面例

 ミーティングプラザ「VIPオンライン」では、電源ボタンを押すだけで多地点テレビ会議に参加できる。震災時の通信手段として電話よりもインターネットが活躍したことを踏まえ、インターネットを使用した幹部間の通信手段を構築したいとの多くの企業の要望に応えて開発された。

 特徴は、操作性にこだわり、社内だけでなく自宅や外出先からもワンクリックで簡単に会議に参加できる「会議室アイコン」を搭載した点。個人専用の同アイコンはポータビリティ機能を持ち、専用アプライアンス、USBメモリ、メール添付などの形態で提供される。

 会議に参加できるのは最大32名。定例メンバー以外にも、招待メールを送ることで任意の人を招待できる。

 平常時には、社内幹部の在籍表示(プレゼンス)、朝会などの定例会議の開催、社内外の各種会議の開催にも利用でき、企業の生産性向上に寄与するという。プレゼンスでは、在席か離席かが分かればよいので、顔画像を低解像度に抑えるなどプライバシーに配慮したという。

 提供形態は、クラウド型とシステムライセンス型。クラウドサービスの価格例は、5拠点を接続する場合、初期費用が6万円、月額費用が4万5000円。システムライセンスの価格例は、16拠点を接続する基本パッケージライセンスが140万円。いずれも使用時間に上限はない。このほか、Webカメラ、スピーカ、マイク付属ノートPCに会議室アイコンをあらかじめインストールした専用アプライアンスも提供する。価格はオープン。

 NTTアイティでは、年間でクラウドサービス1000アカウント、システムライセンス100ライセンスの販売を目指す。

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