アシスト、Oracle Active Data Guardを用いた災害対策支援パッケージ

　株式会社アシストは29日、Oracle Databaseを中核としたデータベース基盤ソリューション「DODAIシリーズ」のラインアップに、災害対策ソリューション「DODAI災害対策ソリューション・パッケージ」を追加すると発表した。同日より提供を開始する。

　アシストでは「DODAIシリーズ」において、ソフトウェアと技術支援サービスなどをパッケージ化した目的別の「DODAIソリューション・パッケージ」を提供している。今回提供される「DODAI災害対策ソリューション・パッケージ」は同シリーズの新ラインアップで、災害対策に最適なソフトウェアと技術支援サービスを組み合わせ、基幹システムやECサイトなど災害対策が必要となるシステム向けに提供する。

　製品としては、Oracle Database Enterprise EditionとOracle Active Data Guardを活用し、災害対策サイトの迅速な構築を実現するという。サービスとしては、Oracle Database関連の導入、物理設計、バックアップ/リカバリ設計、バッチ適用、環境移行などの支援サービスを提供するほか、Oracle Active Data Guardについても、導入支援と信頼性検証支援を行う。

　また、Oracle Database Enterprise Editionのパラレル機能や、Oracle Partitioning Optionなどを組み合わせることで、データウェアハウスや参照系のバッチ処理などにも有効活用できるため、リアルタイムBI環境にも適用できるとした。

　販売価格は679万5000円（税別、2CPU）から。なおアシストでは、災害対策構成やリアルタイムBI環境の構築を支援するソリューションとして、このパッケージを積極的に展開し、2012年3月末までの「DODAIソリューション・パッケージ」シリーズ全体で、25社への導入を目指すとのこと。