NTTソフト、特権ID管理のノウハウを凝縮した短期導入パック


 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は28日、特権ID管理システムを短期間で導入するためのパック「CSLGuard Solutions for 特権ID管理スタートパック」を発表した。10月3日より販売する。

 同パックは、NTTソフトの特権ID管理の導入事例を基に、運用方法や設計手法のベストプラクティスをパッケージ化したもの。

 NTTソフトでは、1998年から特権ID管理システムを販売しており、過去170システム以上の導入実績を持つという。これらのノウハウを集約し、内部統制、FISC安全対策基準など、特権ID管理で求められる最重要項目をまとめた。

 具体的な項目としては、「特権IDプロビジョニング(特権IDの払い出しから利用停止までの一元管理)」「シングルサインオンとアクセス制御」「特権ID利用状況の監査や定期的な自動パスワード変更」などを想定している。

 このパッケージ化により、特権ID管理システム「CSLGuard / ACTCenter」を短期間に導入できるのがメリット。導入期間は最短で約2カ月とのこと。

 また、同システムの導入のほかに、監査対応やセキュリティを保った運用ポリシーをどう決めたらよいかなど多くのノウハウをマニュアルに凝縮し、適切な運用もサポートする。

 価格はオープン。同社では今後3年間で15億円の売り上げを目指す。

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(川島 弘之)
2011/9/29 06:00