GMOクラウド、IaaS「GMOクラウドPublic」に完全従量制プラン「Z00」を追加
GMOクラウド株式会社は12日、IaaS型パブリッククラウドサービス「GMOクラウドPublic」のメニューに、完全従量課金型プラン「Z00(ゼットダブルゼロ)」を追加し、同日より提供開始すると発表した。
従来のGMOクラウドPublicでは、各プランに基本リソース(仮想CPU、メモリ、ディスク容量)が割り当てられており、さらに追加で必要な分を従量課金で追加する仕組みになっていた。今回の「Z00」では、基本リソースの割り当てが一切ない点が特徴で、初期費用、月額基本料金が設定されておらず、使用したリソースに対してのみ課金される。
価格は、CPU(1/100コア単位)が0.06円/時、メモリ(0.5GB単位)が1.6円/時、HDD(1GB単位)が0.1円/時、バックアップ(1GB)が0.5円/時、帯域(1Mbps単位で最大100Mbps)が0.5円/時。
構成例として、4コア(Xeon L5630 2.13GHz相当)、4GBメモリ、40GB HDD、回線100M(ベストエフォート)の環境を「Z00」で準備すると、1時間約85円で利用できるという。
また利用可能な仮想サーバー数に制限はなく、ファイアウォール/ロードバランサーは標準搭載。トラフィック課金もされない。OSテンプレートはCentOSとWindowsが用意されている。