自動ノード検出に対応した仮想環境監視・管理ツール「MoonWalker 2.2」


 株式会社クラウド・スコープ・テクノロジーズは21日、仮想環境の監視・管理ツール「MoonWalker Version 2.2」を発表した。価格は500万円から。

 MoonWalkerは、2010年1月より販売開始した、仮想環境の構成管理や障害監視を行う管理ツール。物理・仮想サーバーの構成やその上で稼働するサービスの稼働状況などを見える化する。

 新版では、ライブマイグレーションの処理を自動で検知する「ライブマイグレーション自動追随機能」を強化した。従来はVMwareのvMotionの自動検知に対応していたが、新たに「Hyper-Vライブマイグレーション」もサポートした。

 同機能では、仮想/物理ノードの関連性表示とイベント監視を行い、ライブマイグレーション後の構成情報を自動取得するほか、ライブマイグレーションの発生をイベント画面へ通知・出力する。

 このほか、自動ノード検出/構成情報の自動検出に対応した。MoonWalkerサーバー設置後、監視対象ウィザード画面でノード情報、リンク情報、関連性情報、VLAN情報を登録することで、監視可能な機器を自動検出。定期的に機器検出を行い、追加された機器も随時検出できる。

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