セキュアヴェイル、パッチ未適用のWindowsサーバーを保護する「バーチャルアップデートサービス」
株式会社セキュアヴェイルは26日、Windowsサーバーのパッチ管理を支援する「バーチャルアップデートサービス」を、同日より提供開始すると発表した。
バーチャルアップデートサービスは、パッチがすぐに適用できない、企業内のWindowsサーバーを保護するためのサービス。企業内では、パッチの検証が終わらない、パッチをあてるとアプリケーションの動作保証がなくなるなど、さまざまな理由からアップデートをすぐに行えないWindows Serverが存在する。
バーチャルアップデートサービスでは、保護対象となるWindowsサーバーの前に専用の機器を設置し、セキュアヴェイルのセキュリティ専門家が運用することにより、パッチを適用したのと同じ状態を仮想的に作り出し、サーバーの保護を実現している。
また、定期的に外部から保護対象サーバーの脆弱性診断を行い、バーチャルアップデートの効果を定量的に測定し、その効果を確認。さらに、現在報告されている脆弱性、バーチャルアップデートにより保護されている脆弱性、顧客におけるWindows Update状況などを記載するWindowsアップデート管理シートを顧客ごとに作成し、パッチ管理に関する情報共有を行っていく。
価格は、初期費用が5万円で、月額費用は、Windowsサーバー1台分の費用が含まれる基本料金が3万8000円、以後Windowsサーバーが1台増えるごとに1万円が加算される。なお、トラフィック量が50MB以上、あるいはWindowsサーバーが5台以上になる場合は、別途料金が設定されているとのこと。
2011/4/26 16:11