ミラクル・リナックスとネクスコム、Zabbix監視サーバーの中位モデルを発売


 ミラクル・リナックス株式会社と株式会社ネクスコム・ジャパン(ネクスコム)は10日、統合監視アプライアンス「Zabbix統合監視サーバ」の新モデル「同 ZBX3100」を発表した。価格は17万8500円で、同日より販売を開始する。

 ZBX3100は、監視対象100ノード、監視項目1万程度の中規模システム向けに設計された統合監視アプライアンス。従来モデルと同様、ネクスコムのサーバーハードウェアに、オープンソースの監視ソフトウェアである「Zabbix」、ミラクル・リナックスのLinux OS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP3」をプリインストールして提供する。

 2月に発売されたエントリーモデル「ZBX2100」とハイエンドモデル「ZBX5100」の中間に位置付けられ、前世代のハイエンドモデル「ZBX5000」と同等の監視能力を持ちながら、28Wの低消費電力と低価格を実現したという。

 また今回は同時に、ZBX3100やZBX5100などのプロキシサーバーとして利用できる「ZBX3100 Proxy」も発売する。監視データを代行して収集するするため、「Zabbix統合監視サーバ」の直下に構成することにより、データベースへの書き込み負荷を軽減できるとのこと。

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