インフォテリアがマスターデータ管理ソフトを強化、仮想環境対応やユーザビリティ向上などを実現


 インフォテリア株式会社は1日、統合マスターデータ管理(MDM)ソリューション「ASTERIA MDM Oneシリーズ」の新版として、「同 MI 1.3」「同 MH 1.3」を発表した。同日より出荷を開始する。

 新版のうち、マスターデータの入力を支援するためのインターフェイスを提供するASTERIA MDM One MI 1.3では、従属関係マスターデータの管理が可能となった。製造業で製・商品マスター統合を行う際の要望の高かった機能で、製品情報と工程、部品など、多階層で管理されているマスターデータに変更があった場合、一括でデータ変更を行え、システム構築工数の削減と、ユーザビリティの向上を実現するという。

 一方、マスターデータを仮想的に統合するハブのASTERIA MDM One MH 1.3では、仮想環境への対応や、2倍の処理性能改善をはじめ、導入ユーザーからの要望を中心に機能強化を行った。仮想環境は、Citrix XenServer、VMware ESX Server、Microsoft Hyper-Vをサポートしている。

 また両製品とも、Firefox 3.6への対応も行われている。

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