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インフォテリア、統合マスターデータ管理を実現する「ASTERIA MDM One MI」 |
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ASTERIA MDM Oneは、データ管理・運用を一元化することでMDMを実現するスイート製品。マスターデータハブ製品の「ASTERIA MDM One MH」、データクレンジング・名寄せサービスの「ASTERIA MDM One DQ」、コンサル支援サービス「ASTERIA MDM One GT」などで構成されている。 今回発表されたASTERIA MDM One MIは、複数システムにまたがるマスターデータの一元管理、および各業務で使われるマスターデータの仮想的な統合を実現する管理用のインターフェイス製品。マスター情報の登録・管理、データ更新、ユーザー管理・承認など、これまで個別に行われていたマスターデータの入力・更新といった作業を一元的に行えるのが特長。 WebベースのUIを採用しており、追加プログラムなしで利用可能。また、フォーム作成などもウィザード形式で行えるなど、操作性も容易になっている。ASTERIA MDM One MHと組み合わせて行われるマスターデータの一元管理では、仮想統合を実現することで、実際のデータは統合しない方式を採用。これにより、複雑化しているマスターデータに直接手をかけないので、不整合によるシステム停止なども起こらないとしている。
同社執行役員 エンタープライズ事業部長の油野達也氏は、「マスターデータの統合は、企業のCIOの多くがやらなければいけないことと認識しつつも、手がつけられていない領域。その要因として、整備してもすぐにデータが汚れること、マスターデータそのものがスパゲティ化したために連携させるとシステム停止の可能性があること、そして運用ルールを作成できない、といったことが挙げられる」と指摘。「ASTERIA MDM Oneはこれらの悩みを解決する製品。ASTERIA MDM Oneが持つデータクレンジング機能や一元管理により、CIOの悩みを解消し、企業のコスト削減にも効果的」と紹介した。 価格は、300万円から。同社では、3年後に6億円の売り上げを目標としている。
また同社は、ASTERIA MDM One MIの出荷にあわせて、新パートナー制度「ASTERIA MDM アドバイザリーパートナー」を発足することも発表。同パートナー制度は、マスターデータ管理の構築支援に特化した制度で、各企業の現状分析からコスト削減法、短期間構築といった顧客ニーズに応じた幅広いコンサルティングを提供するとしている。 ■ ＵＲＬ インフォテリア株式会社 http://www.infoteria.com/jp/ プレスリリース http://www.infoteria.com/jp/news/press/pr090120_01.html http://www.infoteria.com/jp/news/press/pr090120_02.html ■ 関連記事 ・ インフォテリア、ボトムアップ型のマスタデータ管理ソリューション「MDM One」（2007/12/04）
（ 福浦 一広 ）
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