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東京メトロ、AI画像認識の運転者支援システム「ポイントAI」を夜間線路保守車両に導入へ

 東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は27日、カメラとAI画像認識技術を搭載した運転者支援システム「ポイントAI(アイ)」を、夜間の線路内保守作業用の車両に導入すると発表した。2026年度中に発注し、2027年度末までに運用を開始する予定である。

 東京メトロは、グループ中期経営計画「Run!~次代を翔けろ~」において「新技術の導入やDX等による鉄道オペレーションの進化」を掲げており、その一環として、運転者支援システム「ポイントAI」を開発した。

 同システムでは、作業用車両に設置したカメラで約50m前方までの範囲を撮影し、前方の設備、障害物などの状況をAIが認識する。検知の結果、転てつ機(列車の進む方向に応じて線路を切り替えるための設備)が進行方向に開通していない場合や、前方の障害物に接近した場合に、画面表示や音で運転者に注意を促すという。

 また、同システムは持ち運びでき、作業用車両(全117台)間での共用が可能なため、導入コストを抑えられる点も特徴とした。

 東京メトロは、人による確認を補完するシステムを導入することで、夜間保守作業の安全性および確実性の向上、作業用車両運転者による確認作業の負担軽減を図る考えである。