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マクニカ、AIの活用によりSOCの高度化を支援するプラットフォーム「Prophet AI」を提供
2026年8月20日 09:00
株式会社マクニカは19日、米Prophet Securityと代理店契約を締結し、AIを活用した次世代SOCプラットフォーム「Prophet Agentic AI SOC Platform(以下、Prophet AI)」の提供を開始すると発表した。
Prophet AIは、セキュリティ脅威の検知・調査・対応に伴う業務を効率化し、SOCの高度化を支援するプラットフォーム。EDR、SIEM、ID管理、クラウド、ネットワーク、メールなどの既存のセキュリティ基盤と連携し、アラート対応における初動作業を効率化する。調査計画の立案から証拠収集、アラートの優先順位付け、対応策の提示まで、一連のインシデント対応プロセスを一貫して実行することで、迅速かつ安定したセキュリティ運用を実現する。
SOC運用に従事してきた専門家が現場の運用や課題を踏まえて開発したSOC業務特化型Agentic AIを搭載するとともに、AIがどの情報を確認しどのような根拠で判断したのかを確認できる設計により、人が追跡・確認できる高い透明性を備えている。そのため、すべてをAIに任せきるのではなく、人が必要に応じて妥当性を確認しながら運用できる。
また、特定の製品に依存しないオープンな設計により、EDR、SIEM、ID、クラウド、メールといったセキュリティ製品や、ケース管理、コラボレーションツールなど、ベンダーロックインを回避し、既存環境との連携を前提としたSOC運用ができる。
アラートのトリアージから脅威ハンティング、検知ロジックの改善まで、各機能が連携して動作する統合型アーキテクチャーを採用しているため、SOCアナリストの判断結果、組織固有の特性や前提条件を取り込みながら、企業ごとの環境やポリシーに適応できる。
AIが仮説に基づいて能動的に脅威ハンティングを行い、顧客環境における脅威の有無を迅速に検証し、厳選されたハンティングテンプレートや継続的な監視により、アラートとして顕在化する前の潜在的な脅威を発見できる。
既存の検知ルールやログの取得状況をAIが分析し、MITRE ATT&CKフレームワークに照らして見落としている攻撃手法やノイズの多い検知を可視化する。改善すべきポイントとチューニング内容を具体的に提示することで、検知ルールの最適化を支援し、検知の精度と網羅性を継続的に高める。
このような仕組みにより、日々の運用を通じて蓄積された知見を組織全体の資産として活用できるため、担当者の異動や交代があってもノウハウを継続的に継承できる。また、蓄積される知見は顧客ごとの環境に合わせて最適化されるため、利用を重ねるほど運用価値が高まり、より高度で効率的なセキュリティ運用の実現に貢献する。
マクニカはこれまで、EDR、SIEM、ID、クラウド、メール、脅威インテリジェンスなど、多様なセキュリティ製品を取り扱う中で培った知見を生かし、対象アラートやデータソースの選定、評価観点の整理、既存の運用フローとの接続を含めたPoC・技術検証から、導入後の活用定着、他セキュリティ製品との連携までを一貫して支援する。企業ごとの運用実態に合わせたProphet AIの活用を進め、日本企業の持続可能なセキュリティ運用体制の構築と、社会全体のサイバーセキュリティ強化に貢献していくとしている。
