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NTTドコモビジネスとナレッジワーク、営業AXの展開に向け戦略的パートナーシップを開始

 NTTドコモビジネス株式会社と株式会社ナレッジワークは17日、営業AXを国内企業へ広げるため、戦略的パートナーシップを開始したと発表した。

 NTTドコモビジネスは、まず自社の営業組織でナレッジワークのAIソリューションを導入・検証する「カスタマーゼロ」に取り組み、その実践で得た知見をもとに営業AXの仕組みを幅広い国内企業へ提供・販売していく。

 NTTドコモビジネスは、営業やマーケティングなどに関わる部門の連携を最適化する取り組み(レベニューオペレーション、以下、Rev.Ops)を全社規模で推進してきた。業務システムやAI基盤の構築・運用の知見に加え、自らの営業変革の実践を通じて、AIを実業務へ落とし込む実装力を培っている。

 一方、ナレッジワークは、営業力の強化を支援するセールスイネーブルメント領域で大手企業への豊富な支援実績を有し、先進的なAIソリューションを提供している。

 両社は、国内企業における営業生産性の向上と、データにもとづく営業改革の実現をめざし、パートナーシップを開始した。

 ナレッジワークは、セールスAIエージェントによる営業生産性向上を実現するため「セールスAXコンサルティングシリーズ」「セールスAIプロダクトシリーズ」「セールスAIエージェントOSシリーズ」の3つのソリューションを提供している。

 パートナーシップに伴い、NTTドコモビジネスはナレッジワークのAIソリューション「ナレッジワークAI商談記録」「ナレッジワーク社内共有」を、自社の営業組織へ先行導入した。単に販売・提案するのではなく、自らその効果を検証したうえで、「現場の負担軽減」と「戦略的なデータ蓄積」を両立する仕組みとして確立し、顧客に提案・提供できるノウハウと体制を構築している。

 営業活動時間を最大化する「効率化」の実証については、NTTドコモビジネスが培ってきたシステム運用効率化のノウハウと、ナレッジワークの「AI商談記録」を組み合わせ、現場担当者のSFAへの入力業務を大幅に削減する。その時間を顧客と向き合う「営業活動時間(顧客接点コアタイム)」へとシフトさせる実践モデルを確立している。

 「商談コンテキスト(文脈データ)」の戦略的統合については、効率化の先にある狙いは、これまで十分に蓄積されてこなかった質の高い「商談コンテキスト(商談の背景・経緯などの文脈データ)」を、SFAへシームレスにデータ化することにあると説明する。売上という結果だけでなく、商談のプロセスそのものを可視化し、戦略へフィードバックする次世代のRev.Ops循環モデルを確立している。

 NTTドコモビジネスは、カスタマーゼロとして培ったノウハウを生かしたサポート、伴走型の導入・運用支援、国内企業への提供・販売を行う。ナレッジワークは、セールスイネーブルメント領域で培った知見の提供、AIソリューション提供を行う。

 NTTドコモビジネスは「カスタマーゼロ」として自ら獲得したRev.Opsの運用ノウハウ、および「ナレッジワークAI商談記録」を活用したデータ運用プロセスを、順次パッケージ化していく。

 さらに、営業担当者を支援するセールスAIエージェントを高精度に構築・運用する「セールスAIエージェントOS」の導入に向けたPoCを進めるとともに、顧客の属性や商談の状況に応じて営業担当者へ適切な提案資料や次のアクションを提示するAIエージェント機能の導入も検討している。

 今後は、これらをNTTドコモビジネスの強みである伴走型の導入・運用支援と組み合わせ、自社実践にもとづく「成果に結びつくRev.Opsの運用モデル」として、幅広い国内企業へ提供していく。両社はパートナーシップを通じて、国内企業の営業生産性の向上とデータにもとづく営業改革を支援し、B2B領域における営業AXの実現を目指す。