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ブロードバンドタワーと石狩再エネデータセンター第1号、コネクティビティサービスの提供で連携

 株式会社ブロードバンドタワーと合同会社石狩再エネデータセンター第1号(以下、ISRD)は13日、北海道石狩市でISRDが2026年の開業を目指し、3月末に施設が竣工した「石狩再エネデータセンター」事業において、ブロードバンドタワーが提供するデータセンター向けネットワークサービス「dc.connect NeX」を活用したコネクティビティサービスの提供で連携すると発表した。

 連携による取り組みでは、次世代通信基盤「IOWN構想」の実現に向けてNTT東日本が提供する「All-Photonics Connect powered by IOWN」を活用し、地方に立地しながらも、都心部のデータセンターと同等のネットワーク品質と接続性の実現を目指す。

 再生可能エネルギーを基盤とするデータセンターの環境価値と、高速・低遅延な光ネットワークを融合させることで、持続可能かつ競争力のあるデジタルインフラの構築を推進する。また、今後は関西地区のデータセンターとの接続も可能となる予定としている。

 提供予定のサービスとしては、データセンター利用企業向け高品質インターネット接続に加え、クラウド接続としてAWSやMicrosoft Azure、Google Cloud、OCI、IBM Cloudなどのパブリッククラウドサービスや、ブロードバンドタワーのクラウドサービス「c9 Flexサービス Nシリーズ」、都心主要データセンターへの接続を提供する。ブロードバンドタワーの「新大手町サイト」で接続可能な各社ファイバー、DCI(Data Center Interconnection:データセンター間接続)サービスなどを活用する。

 サービスは、石狩再エネデータセンターの利用企業・団体への提供とともに、同データセンターが提携するシンガポールの「NeutraDC Singapore」との接続においても活用される予定。これにより、地方データセンターを起点としながら、東京・大手町エリアを経由し、シンガポールをはじめとする海外拠点への接続が可能となる。国内外の主要データセンターと柔軟に接続できる環境を整備することで、グローバル展開を視野に入れたサービス基盤の構築を支援する。

 ブロードバンドタワーとISRDは、今後も再生可能エネルギーを活用した地方データセンターの価値向上と、IOWNをはじめとする次世代ネットワーク技術の活用を通じて、国内外をシームレスにつなぐ持続可能なデジタルインフラの実現に貢献していくとしている。

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