ニュース
TOSYS、約3カ月でWSUS代替ソリューション「MCCE」導入を実現するパッケージを提供
2025年11月11日 14:09
株式会社TOSYSは10日、「Microsoft Connected Cache for Enterprise(MCCE)」を活用した導入支援サービス「Microsoft Connected Cache for Enterprise 導入支援パッケージプラン」(以下、導入支援パッケージ)を提供開始したと発表した。
Microsoftは2024年9月、Windowsデバイスのパッチ更新管理に利用されているWSUS(Windows Server Update Services)を将来的に非推奨とする計画を発表し、新機能の開発・実装を停止するとしている。このため、WSUSから新たなセキュリティパッチ管理環境への移行を検討する企業が増えており、その選択肢の一つとして注目されているのが、従来のWSUSとMicrosoft Intuneの利点を融合した端末管理ソリューション「MCCE」である。
これは、Intuneと連携し、社内ネットワーク上にキャッシュサーバーを構築することで、更新プログラムやアプリケーションの配信を効率化する仕組みで、社内キャッシュサーバーからの配信するため、インターネットトラフィックを最小化できるほか、Microsoft Defender定義ファイルなどの更新もキャッシュ経由で配信することができる。また、Intuneを活用したポリシー管理により、更新のタイミングや対象を柔軟に設定できる点も特徴とした。
TOSYSが今回発表した「導入支援パッケージプラン」は、この「MCCE」を導入し、Windows更新管理を効率化するサービス。約3カ月での迅速な導入が可能で、少人数での検証から全社展開までをサポートすることに加え、運用開始後に参考となる設計書やマニュアルも提供する。
価格は150万円で、ヒアリングシート/パラメータシート/テスト項目書/運用管理マニュアルを納品物として提供する。また、利用にあたってはMicrosoft 365 E3またはE5のライセンスが必要になるとのこと。
