ラック、企業のセキュリティ対策状況を可視化し専門的な提言を行う経営層向けのコンサルティングサービスを提供

　株式会社ラックは30日、セキュリティ対策状況の可視化と最新の脅威情報や専門的な提言によって経営判断を支援するコンサルティングサービス「経営者のためのセキュリティコンパス」を、同日より提供開始すると発表した。

　「経営者のためのセキュリティコンパス」は、企業のセキュリティ対策状況を可視化し、最新の脅威情報や専門的な提言を経営層へ提供することで戦略的な意思決定を支援するサービス。ラックのセキュリティコンサルタントが、サイバーセキュリティ体制を構築・強化したい経営者に年間を通じて伴走し、“セキュリティの羅針盤”としての役割を担うという。

　具体的には、まず、サービス開始時と半年後の計2回、初期段階の把握や進捗確認を目的とした簡易的なアセスメントを実施する。ここでは、専用ツールを活用して組織全体のセキュリティ対策状況を俯瞰的に把握し、強みと課題を明確にするとともに、取り組みの進捗を定点的に評価する。

　また、アセスメントでの評価結果とヒアリング内容を基に詳細な分析を行い、経営層向けに報告書を作成し、報告会を実施する。ここでは、経営判断に直結する提言と具体的な改善アクションを提示し、優先度の高い対応策を明確にするとした。

　さらに、ラックのコンサルタントが選定する脅威情報や最新の動向などを提供するとともに、セキュリティ課題について現実的かつ具体的な提言を行うアドバイザリを四半期ごとに対面形式で実施。変化するリスクへの対応を後押しするとともに、ディスカッション時間内で簡易相談にも対応する。こうして、国内外の最新セキュリティ動向やトレンドを提供することにより、戦略的な意思決定を継続的に支援するとのこと。