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日立情報通信エンジニアリング、IP-PBX製品の稼働状況や設定情報を一元管理できるソリューション
2025年9月24日 16:38
株式会社日立情報通信エンジニアリングは24日、自社のIP-PBX製品「NETTOWER CX-01」「NETTOWER MX-01」の稼働状況や設定情報を一元管理できるソリューション「統合運用管理プラットフォーム」を提供すると発表した。
「統合運用管理プラットフォーム」は、IP-PBXの運用管理エージェントと連携することで、顧客企業のサイトの監視や、運用データの設定を行えるクラウドサービス。運用管理に必要なアプリケーション、各種設定情報などを保存・管理するデータストレージやデータベースを搭載したクラウドベースのプラットフォームとなっており、各種機能は運用管理Web上でサービスとして提供される。
これを利用すると、運用管理担当は、自身が担当する複数のIP-PBXの稼働状況をダッシュボード上のグラフで確認したり、IP-PBXに接続されているIP電話機やその他のIP機器の稼働状況を確認したりすることが可能。またクラウドサービスであるため、出先からでもIP-PBXの稼働状況確認や設定変更を行えるとした。
さらに、現地訪問前にトラブルの内容を確認でき、トラブルの原因解析に必要なログ情報の取得をWebアプリケーション上から行えるほか、ダッシュボード上でほかの担当者と状況を共有できるため、トラブル時のエスカレーションや引き継ぎをスムーズに行える点も特徴とのこと。
また、直感的に操作できるGUIが用意されており、IP-PBXの構築に必要な設定コマンドをマニュアルなどで確認しなくても、構築作業や運用データの設定が可能。関連する設定データを集約した画面構成を採用し、1つの画面で複数のデータ設定を行えるので、データ設定の作業時間や、顧客との立会時間を短縮できるとしている。