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マクニカ、セキュリティ分野で培ってきた知見を生かしてCisco XDRの監視・分析を行うサービス
2025年6月27日 16:45
株式会社マクニカは27日、Cisco Systems(以下、Cisco)のセキュリティ製品に関する運用支援サービスを開始すると発表した。第1弾としては、XDR(Extended Detection and Response)ソリューション「Cisco XDR」の監視・分析を行う「Cisco XDR監視サービス」を同日より提供開始する。
Cisco XDRは、端末やネットワーク等の複数製品のテレメトリ情報を収集して相関分析を行い、脅威の優先順位付けや関連情報のひも付けなど、調査を効率的に行うための仕組みを提供するXDRソリューション。Ciscoのセキュリティポートフォリオはもちろん、一連の主要なサードパーティ製品にも対応している点が特徴で、サードパーティ製品だけで検知した脅威に対しても、相関付けやアラーティングを行えるという。
マクニカが提供する「Cisco XDR監視サービス」は、このCisco XDRを監視するサービスで、セキュリティ脅威や製品の知見を持ち、Ciscoの国内一次代理店であるマクニカが、製品サポートから監視運用まで、関係会社であるS&Jを含めたマクニカグループで一貫して支援するとした。
監視・分析は、アナリストがCisco XDRのインシデント重要度をベースに24時間365日対応を実施するため、企業の運用負荷低減に加えて、専門性の高い運用監視体制を提供可能。またXDRの運用では、複数の多様な製品データを監視する必要があるため幅広い知見が求められるものの、さまざまな製品のログを長年にわたって監視分析してきたマクニカの知見に基づき、Cisco XDRに取り込まれる多様な製品のデータを柔軟に監視・分析できることから、統合的なXDR運用を行えるとしている。