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GRCS、企業が抱える生成AI利用のセキュリティリスクを専門家が評価するサービス

 株式会社GRCSは19日、生成AI等のAIを活用する企業や組織が抱えるリスクを専門家が評価し、可視化するサービス「AI活用サービスリスク検診」を提供開始したと発表した。

 「AI活用サービスリスク検診」は、生成AIを活用する企業が直面する脅威情報を洗い出し、セキュリティ体制の評価を行うことで、現状の潜在的なリスクを明確にする診断サービス。「OWASP Top 10 for LLM Applications」「MITRE ATLAS」などの国際的な脅威動向を参照した評価を行い、モデルやAPI、プロンプト、出力など、生成AIを活用したサービスに見られる脅威を、セキュリティや倫理、誤情報拡散といった複数の視点から分析するという。

 なお、サービスでは、利用企業に記入してもらったチェックシートを利用し、GRCSのアナリストが脅威のスコアリングや対策の整理を行い、リスクアセスメント結果をレポートとして提供する。こうして、導入から結果提供まで、シンプルかつ実践的なプロセスで支援するとともに、希望に応じて、継続的なリスク評価・見直しにも対応するとのこと。