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ネクスウェイ、チェーンストア向け情報共有ツール「店舗matic」にAI翻訳オプションを追加
2025年6月10日 15:28
株式会社ネクスウェイは9日、チェーンストア向けコミュニケーションツール「店舗matic」の新オプションとして、AI翻訳機能の提供を開始した。AIを用いた翻訳機能とルビ(ふりがな)生成機能によって、店舗で働く外国人スタッフのコミュニケーション問題を解消し、店舗オペレーションの向上を支援する。
店舗maticは、流通・小売業、飲食業をはじめとしたチェーンストアビジネスにおける、本部店舗間コミュニケーションの共有基盤を提供するクラウドサービス。チェーンストアビジネスに最適化されたお知らせ機能、情報回収(回答フォーム作成、集計)機能、情報ポータル機能、商売カレンダー(スケジュール)機能、文書管理機能、フォトレポート(売り場の写真や動画の共有/報告に特化したアプリ)機能などにより、本部と店舗の情報共有とコミュニケーションの質を向上させ、店舗スタッフの作業負担を軽減する。
AI翻訳オプションは、本部から配信された従業員向けの文書を、AIで翻訳する機能を提供する。ベトナム語、インドネシア語、ミャンマー語など、14カ国語に対応し、外国人スタッフの母国語で表示することで、本部からの指示などに迅速に対応可能とする。
また、AIルビ(ふりがな)生成機能により、文書にAIでルビを付与できる。難しい漢字でも、平仮名のルビがついた通知内容にすることで、外国語で伝わりづらい細かいニュアンスや概念を伝達する。また、翻訳に頼らず日本語で読む習慣をつけることで、外国人スタッフの言語習得をサポートする。
ネクスウェイは今後も、キーワード検索よりも正確で便利に活用できるAI検索機能や、お知らせの自動生成機能などを順次、店舗maticに追加し、チェーンストア企業の多様なニーズに沿った、本部店舗間コミュニケーション改革を実現し、販売力・収益力の強化、および魅力的な店舗づくりに貢献していくとしている。