NHN テコラス、Google Cloudの「Spanner」「AlloyDB」を対象とした移行・導入支援サービスを提供

　NHN テコラス株式会社は28日、クラウド活用総合支援サービス「C-Chorus（シーコーラス）」において、Google Cloudのデータベースサービスである、「Spanner」「AlloyDB」への移行・導入支援サービスを提供開始したと発表した。

　C-Chorusは、Amazon Web Services（AWS）やGoogle Cloudといったクラウドサービスの活用を支援するサービス。今回はそのメニューとして、SpannerやAlloyDBへの移行や導入、運用を包括的に支援するサービスを新たに提供する。

　対象となるサービスのうちSpannerは、標準SQLやトランザクションをサポートするリレーショナルデータベースの構造と、非リレーショナルデータベースの水平スケーラビリティを兼ね備えたGoogle Cloudのデータベースサービス。一方のAlloyDBは、要求の厳しいトランザクションワークロードに適したPostgreSQL互換のフルマネージドデータベースサービスである。

　今回、NHN テコラスが提供する新サービスでは、移行・導入を図る企業の既存データベース環境を診断し、システム構成、データ特性、パフォーマンスボトルネックなどを評価したうえで、ビジネス要件に合わせた移行計画の策定や性能評価を実施。データベースに精通した認定エンジニアが、データベース構築とデータ移行を行うとした。さらに、パフォーマンス、ログなどのデータに基づく24時間365日のモニタリング・運用も提供する。