ニュース

日本MS、終了予定のヤフーの教育機関向けサービスから「Office 365 Educaion」への移行を支援

 日本マイクロソフト株式会社は24日、ヤフー株式会社が運営する教育機関向けウェブメールサービス「Yahoo!メール Academic Edition」が2016年6月にサービス終了を予定していることに伴い、日本マイクロソフトの教育機関向け統合型情報共有クラウドサービス「Office 365 Education」への移行を、両社で連携して推進すると発表した。

 現在、Yahoo!メール Academic Editionを利用している教育機関に対しては、Office 365 Educationへの移行にあたって、日本マイクロソフトが初期のテナントセットアップサービスを無償で提供。ヤフーは日本マイクロソフトとともに顧客を支援する。

 日本マイクロソフトでは、2012年6月のOffice 365 Education提供開始以降、様々な機能強化を行い、学生向けにはOfficeを追加費用なしでご利用頂けるライセンス特典“Student Advantage”の提供を行うなど、教育機関をクラウドの側面から支援を行ってきたと説明。今回発表のヤフーとの連携により、今後もさらなる学習者の環境の充実と、教職員の校務効率化を支援するとしている。

 ヤフー株式会社 パーソナルサービスカンパニー カンパニー長の田中祐介氏は、「『Yahoo!メール Academic Edition』をご利用頂いている教育機関様が、これからも安心してメールサービスをお使い続けて頂くために、豊富な導入実績があり、日本国内のデータセンターからの提供が可能な『Office 365 Education』への移行を推奨させて頂くことにいたしました。この度の連携をとおして、ヤフー株式会社は日本マイクロソフト様とお客様のスムースな移行を支援してまいります」とコメントしている。

三柳 英樹