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NEC、24時間365日の機器監視が可能な中小システム向け「Platform運用監視パック」

サーバー1台から対応可能

 日本電気株式会社(以下、NEC)は3日、中小規模システム向けの「Platform運用監視パック」を発表した。サーバー1台から、24時間365日の監視が可能とのことで、4月24日より提供開始する。価格は、81万8000円(税別)から。

 「Platform運用監視パック」は、サーバーやネットワーク機器、ストレージの監視機能を搭載した監視専用サーバーと、監視対象機器に対する初期設定サービス、3年間のリモート監視サービスをあわせたパッケージ。ユーザー環境のネットワーク上に監視専用サーバーを設置するだけで、24時間体制での対象機器の監視、ハードウェア障害やシステムダウンなど重大な障害が起きた場合の障害情報連絡の受け取り、保守員の駆けつけ対応サービスを受けられるという。

 費用面では、サポートセンターで統合的に監視作業を行うため、システムを個別に構築し、専任の監視要員を設置する場合と比較して約3割のコストで運用できる点がメリットtのこと。また、監視サーバーの構築や設定作業、通報テストといった作業は、専門のエンジニアがユーザーの機器設置場所を訪問し、現地で設定を行うので、ユーザーの負担を軽減し、短期間での簡単導入を実現するとした。

 価格は、監視専用サーバー、監視専用サーバー+1ノードの初期設定費、リモート監視サービスをあわせて81万8000円(税別)から。1ノード追加ごとの、初期設定費とリモート監視サービスをセットにした「Platform運用監視ノード追加パック」が7万2000円(税別)から。サービス期間は3年のほか、4年、5年も選択できる。なお、24時間の駆けつけ対応サービスには、別途保守契約の締結または保守パックの購入が必要になるとのこと。

石井 一志