ソフトバンクテレコム、容量無制限のクラウドストレージサービス

　ソフトバンクテレコム株式会社とヤフー株式会社は6日、クラウドサービス事業において連携すると発表した。これに伴いソフトバンクテレコムでは、ヤフーが提供しているストレージサービス「Yahoo!クラウドストレージ」を、「ホワイトクラウド 分散ストレージ」の名称で販売する。

　「ホワイトクラウド 分散ストレージ」は、米Basho Technologiesの分散型データベース技術を用いたストレージ基盤「Riak CS」をベースにしたクラウドストレージサービス。保存されたデータは同一拠点内、および東日本と西日本に分散した遠隔拠点間で自動的に冗長化（複製）されるため、可用性、耐障害性に優れているという。

　保存できるデータは、画像やドキュメント、動画など形式を問わず、あらゆる形式に対応可能。利用可能容量は無制限で、価格も低く抑えられているため、大容量データのバックアップやコンテンツのデータ保管を低価格で利用できるとのこと。

　また、Amazon S3と互換性の高いREST APIが提供され、アプリケーションやサービスからAPIを通じて利用することもできる。

　価格は、1GBあたり月額10円（税別）で、別途、転送料金がかかる。ただし、アップロードについては1社あたり月額10TBまで無料とした。