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日本HP、薄型軽量化した法人向け新Ultrabook「Folio 1040」

BIOS自動修復にも対応

 日本HPは5日、法人向けノートPC新製品として、新Ultrabook「HP EliteBook Folio 1040 G1(以下、Folio 1040)」を発表した。併せて、タブレット/ノートPC兼用のコンバーチブルPC「HP EliteBook Revolve 810 G2(以下、Revolve 810)」の基本性能とセキュリティ機能を強化して提供する。

スタイリッシュな新Ultrabook「Folio 1040」

 Folio 1040は、アルミ一体成型でスタイリッシュな筐体を実現したUltrabook。HD+(1600×900)の高精細14型ディスプレイを搭載。最薄部15.9mm、重さ1.49kgの薄型軽量デザインで、従来モデル比で約16%薄型化、約7%軽量化した。筐体には11万5000時間におよぶ耐久テストを実施。米軍調達基準に準拠するなど優れた堅牢性も実現した。

 CPUに第4世代Coreプロセッサ、ストレージに転送速度が高速なM2タイプのSSDを全面採用し、長時間駆動やモバイル用途に適した高い基本性能を実現。キーボード上部にはクリアな音質のスピーカーを配置し、ジェスチャー機能を強化したタッチパッド「HP Force Pad」、暗い場所でもタイプしやすいキーボードバックライトを採用することで、外出先でも使いやすくした。パームレスト部分に非接触ICカードリーダーを内蔵したモデルも用意される。

 このほか、BIOSが損傷した際に自動修復する「HP Sure Start」や、HDD暗号化機能、SSDにも対応するデータ完全消去機能なども搭載されている。

 主なスペックは、高精細14型ディスプレイ、Core i5 4200U、4GB DDR3Lメモリ、128GB SSD、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth、Windows 8.1ダウングレード権を適用したWindows 7 Professional 32ビットを搭載。重さや約1.49kgで、バッテリ駆動時間は9時間45分。価格は13万円(税別)から。発売は3月中旬より。

新プロセッサ、BIOS自動修復機能で強化した「Revolve 810

 Revolve 810は、タブレットとしてもノートPCとしても使用できるビジネス向けコンバーチブルPC。Windows 8.1を搭載。第4世代Coreプロセッサを搭載し、標準搭載バッテリでも約10時間の長時間駆動を実現している。Folio 1040と同様にHP Sure Startを採用する。

 主なスペックは、14型ワイドHD+ディスプレイ、Core i3 4010U、4GB DDR3Lメモリ、128GB SSD、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth、Windows 8.1を搭載。重さは約1.4kgで、バッテリ駆動時間は約10時間。価格は13万円(税別)。発売は3月中旬より。

川島 弘之