NTTテクノクロスのPCセキュリティ点検自動化ツール「mieten」、社外利用PCもリアルタイムで点検可能に

　NTTテクノクロス株式会社は、PCセキュリティ点検の自動化ツール「mieten（ミエテン）」を強化し、リモートワークなど社外で使用するPCのセキュリティをリアルタイム点検できる機能を追加した新版を、4月23日から提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

　mietenは、PCの設定やソフトウェアバージョンなどを自動的に点検し、不適合項目を自動修正するクラウドサービス。収集した点検結果をダッシュボードで見える化する機能により、不適合項目が一覧で確認できるほか、不適合項目の自動修正も行えるため、セキュリティ管理者の負荷軽減を図れるとのことで、NTTテクノクロスの従来型ソリューションと比べて、点検・修正に掛かかっていた作業時間を約85％削減できたという。

　今回は、社外で使用するPCのセキュリティ管理を強化したいとのニーズに対応するため、リモートワークや出張時などに社外で使用するPCにおいても、リアルタイムでセキュリティ点検を行える機能を拡充した。具体的には、PCのOSの最新化状況やソフトウェアの設定などを点検できるほか、点検結果から不適合項目を確認し、適宜修正できるため、未修正によるセキュリティリスクを軽減するとのこと。

　また管理対象となるPCのセキュリティ点検結果を、ユーザーの所属別やセキュリティ項目別などで集計し見える化するダッシュボードに、社外で使用するPCの点検結果も即時反映されるので、管理者はリアルタイムにPCの点検状況を把握できるとした。

　なお、PCのセキュリティ点検項目は各企業のセキュリティポリシーに応じて柔軟に追加・削除可能。さらに、企業自ら、端末ごとに点検項目を設定できるとしている。