JBS、営業特化型AIエージェント「Sales AIgent（仮称）」の開発を発表

　日本ビジネスシステムズ株式会社（以下、JBS）は8日、営業活動のプロセスを支援するAIソリューション「Sales AIgent（仮称）」の企画・開発を開始したと発表した。

　Sales AIgentは、企業の売り上げ向上のため、AIエージェントが各種情報を参照しながら、商談準備から商談後までのすべての営業プロセスに伴走するソリューション。営業情報を蓄積していくことや、提案資料の作成、暗黙知となっていたトップセールスのナレッジの可視化、蓄積されたデータの分析など、営業案件の推進からクロージングに向けて、AIが全方位的に支援。すべての営業担当者の生産性向上と企業の営業力を底上げし、売り上げ向上や業務効率化による利益拡大に貢献することを目指す。

　当面はエンタープライズ企業を中心に、業界や企業ごとの営業プロセスに応じて個別にインテグレーションを行う前提だが、さらなる拡張性と柔軟性を提供するため、汎用性の高い機能をパッケージ化した製品・サービスの検証・開発も同時に進める。

　また、顧客との関係構築や売り上げ向上につながる営業情報は、オンライン会議やメール、商談後の会話など、非定型情報に多く埋もれているとして、今後の機能拡張・開発の方向性としては、定型情報と非定型情報を集め、生成AIの最新技術を適用した次世代CRMシステムへの発展を目指し、売り上げ向上のためのイノベーションを通じて、企業の競争力強化に貢献したいとしている。