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さくらインターネット、デジタル庁の「ガバメントマルチクラウドネットワーク(GMCN)の設計開発等業務」を受注
2025年1月6日 16:32
さくらインターネット株式会社は2024年12月27日、デジタル庁が公募していた「ガバメントマルチクラウドネットワーク(GMCN)の設計開発等業務」を受注したと発表した。
同業務においてさくらインターネットは、ガバメントクラウド内の複数の異なるクラウドサービスを相互接続する「ガバメントマルチクラウドネットワーク(GMCN)」の設計および開発などを担当する。
一部業務においては、BBIX株式会社と、さくらインターネットとBBIXの合弁会社であるBBSakura Networks株式会社が共同開発した「Open Connectivity eXchange(OCX)」や、さくらインターネットのグループ会社であるアイティーエム株式会社のネットワークマネジメントサービスを利用する。
さくらインターネットでは、ガバメントクラウド利用の増加に伴い、異なるクラウド環境間を相互接続する利用形態の必要性は、今後さらに高まることが見込まれていると説明。今回、さくらインターネットが設計および開発などを担うGMCNを利用することで、地方公共団体などのガバメントクラウド利用機関は、異なるクラウド環境間の連携を円滑に行え、より柔軟なシステム運用が可能になるとしている。
また、さくらインターネットが提供するパブリッククラウド「さくらのクラウド」は、2023年度に条件付きでガバメントクラウドとして認定されており、さくらのクラウドとGMCNの接続にも順次対応していくとしている。